もう一回鐵輪
能・演目事典:鉄輪:あらすじ・みどころ
昨日能鑑賞 三代目シテ師による解説付きでしかも仕舞い、狂言と尋常に能舞台での進行の後に 能は舞台ががらりと変わり草月流華道家による。 舞台である貴船神社をモチーフに、まばらな竹を吊るし中央には丹塗りの片鳥居が二つ三つ 丑の刻参りを彷彿させる幽冥深山を現しているか 席が2階端だったためにその効果がいかほどであったか想像するしかないのであるが 能楽堂に慣れている自分としてはなんとも、、、、 もちろん解説はわかりやすくついつい眠くなるお能も大体ついていける。 というよりも解説が大変楽しかった、、、 つらつら振り返るに いろんな場面の能狂言を体験した事か 佐渡は大膳神社。 これぞ幽玄 なにしろ舞台の松の上には紅い月が描かれていて これは昼間の日輪をも表現しているらしい、、、 しかし内幸町のビルの合間の能も都市伝説的で。 梅若六郎なればなおさらだったか。 あるいは飛鳥山、称名寺の薪能。 阿佐ヶ谷でも観たな、、、 ちょっと苦手なのは 面からはみ出す頬と手。 能楽師ってなんて濃厚なのかしらと思う なんだかんだ言ってこういった試みはステキだと思う いきなり能楽堂ばかりをほめるだけでなく心安くふれるチャンスは希有な物であろう
by koodoboo
| 2012-03-11 17:40
| 滴
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